「びん沼自然公園を愛する会」とは
みなさん、埼玉県富士見市のびん沼自然公園の整備工事が計画されているのをご存じでしょうか?
市は10億円以上をかけて、びん沼自然公園に公園管理施設、大型遊具と展望台の複合施設、パークゴルフ場を建設する予定です。
この計画には市側が言うように本当に市民の声が反映されているのでしょうか?
3億5千万もかけ自然の葦原を壊してまで作る36ホールのパークゴルフ場を市民は望んでいるのでしょうか?
大型展望台遊具に1億6千万円かけることが今本当に必要なのでしょうか?
2020年11月に市が行った「びん沼自然公園整備事業に係る説明会」で疑問を感じ、びん沼の自然を守りたいと思った富士見市の有志十数名が集まって2020年12月に「びん沼自然公園を愛する会」を作りました。
私たちは市民の声が反映され、びん沼の素晴らしい自然を壊さぬような整備工事を望んでいます
そのために市民の方々にアンケートをとり、またそれをもとに市や関係機関と話し合いを行っております
この活動にご興味ご関心持たれた方はぜひ下記メールアドレスまで、ご連絡よろしくお願い致します。
お問い合わせ
びん沼自然公園を愛する会事務局
binnuma.love@gmail.com
「びん沼自然公園」は、旧荒川であるびん沼川の蛇行を利用して2002年(平成14年)4月に開設されました。総敷地面積は約5.7haです。
びん沼川は元々は荒川の本流でした。しかし、ちょっとした雨で水害が起きてしまうため、1925年(大正14年)から改修工事が行われ、現在の荒川が作られました。
その結果、びん沼川は堰き止められて蛇行する川の形のまま遊水池となります。堰き止められた瓶(ビン)のような沼ということで、「瓶沼(びんぬま)」と呼ばれるようになりました。
現在のびん沼自然公園の部分はもとは地元住民の田畑があったところですが、治水対策のため、田畑を公園にして遊水地としての機能をもたせました
大雨が降ると新河岸川等から放水が行われ、びん沼自然公園の葦原の湿地帯に水が満ちます。場合によっては公園の高台近くにまで水位があがり遊水地としての機能を果たしています
園内は、1周1.8kmの遊歩道、見晴らしデッキ(展望台)、低めの木製デッキ(2ヶ所)、傾斜のある芝生広場と植樹された雑木林があります。葦原や雑木林には多くの野鳥が飛来し、多様な生き物が生息しています
ひたすら自然を楽しんで過ごす、そんな贅沢な時間を楽しむことができる公園です。